“フローラルデザイナー”という名称が社会的評価を受けるには、一定以上の技術が不可欠です。JIFDのフローラルデザイナー実技テストは、アメリカのAIFD試験とドイツのフローリスト試験を参考に、日本の実状にあった試験を実施致します。
ヨーロピアンスタイルが日本に紹介されてからおおよそ20年。従来の試験はアメリカンスタイルで行われてきており、時代にそぐわない現実があります。
アメリカの「AIFD試験」やドイツの「マイスター試験」を調べてみると、日本の試験制度とまったく違い、「個性」・「創造性」・「オリジナリティー」を尊重し、「何時・どこに・何のために」花をデザインするのかを問う試験でした。これだけ花文化の成熟された日本で、このような試験があってもいいのでは?と考え、試験の実施と資格認定を始めました。資格認定といってもその資格に対する何らかの裏付けがないと、資格を取得された方も自信を持って活動をすることが出来ないでしょう。
そこで、
ということを考えました。日本では誰も、どの団体も「フラワーデザインを教える」という事での「商標登録」はされていません。日本での「国による」検定試験は「フラワー装飾技能検定試験」だけです。これ以外はすべて民間の試験です。その中で商標登録されているのは「JIFD」だけとなります。
経験年数問わず |
経験の年数は特に問いません。 |
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スタイル問わず |
フラワーデザインには様々なスタイルがありますが、JIFDフローラルデザイナー認定試験では特定のスタイルに捉われずにご参加頂けます。 |
出身スクール問わず |
どこのフラワーデザインスクール出身でも参加可能です。独学でも可。 |
修得単位問わず |
JIFDの課題をこなせるか否かですから、どこで何単位修得したかは不要です。 |
実技試験のみ |
いわゆる一発試験で合格できます。但し、当然ながら基準をクリアーするにはそれ相応の能力が求められます。学科試験は行いませんが、合格する為にはフラワーデザインの基本的な知識が必須となります。 |
実力判定 |
花店を経営し、且つフラワーデザインの各種試験・コンテストの審査経験が豊富でフラワーデザイン界のトップレベルの審査員が「商品として売れるか」という明快な基準で審査します。 |
花材の選択の適否 |
花材はフリーチョイス (構成に合った花材・資材が用いられているか) |
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デザインの構成力 テクニック・完成度 |
構成理論の把握 (形・色・方法・プロポーション・技術がテーマ及び 規定に合っているか、仕上がりはきちんとしているか) |
スピード(所要時間) |
与えられた時間内に制作出来るか (制作に要した時間と労働コストとの関係の認識) |