JIFDフローラルデザイナー認定試験 合格者の声

JIFDフローラル認定試験の合格者の方のコメントをいただいていますのでご紹介します。

福島恵美

東京在住/Ile de fleur~イル ドゥ フルール~主宰

現在の活動・・・フラワースクール運営の傍ら、ブライダル、イベントなどの装花を手がけている。

JIFD役員


JIFDの会員には技術力がある方が沢山います。JIFDのメンバーになったことで、デザイン、指導、制作、販売など花に関する事について相談出来る仲間が出来、花の仕事に携わる者として、とても強みになりました。

また、会員間の交流会では、毎回様々なコンテストに出展されている方、コンテストで上位になった方のお話しを直接聞くことが出来、出展を考え始めていた私にとって製作の方法やコツを伺えたことは大変勉強になりました。花に関する団体はたくさんありますが、JIFDのように、所属しているほとんどの方々が知識や技術向上のために努力しているという団体は多くないと思います。


私はJIFDメンバーになってから、観るもの聞くものすべてが新鮮で、講習会や会議に参加する度に常に刺激を受けています。周りを見渡すと、メンバーの方ほとんどがアクテイブに活動されていていることがわかりました。1.デザイナーの方、2.フラワーショップ経営者の方、3.スクールインストラクターの方、4.ショップ経営とスクールインストラクターを兼ねている方、5.ホテル装飾専門の方 などなど。そしてJIFDのメンバーであったり、職業訓練指導員であったり、常にコンテストで上位に入っている方であったりと花の職業人としてもきちんとした知識と技術を持ち常に上を目指している方々であり人間的にもすばらしい方々がメンバーとして在籍していることがわかりました。


JIFDは「これを行ってください」と上から指示する団体ではなく、常に「同じ目線で物事を考え、どうしたらFD界の活性化に繋がるかをメンバー全員で考え、それぞれ「JIFDフローラルデザイナー」としてプライドを持ち活動していく団体だと感じております。そして大変自由な団体です。2年前に開始したマイスターコースのレッスンでは、デザインの勉強だけでなく、指導の仕方や理論マーケティング等をしっかりと学べるので、現在ももちろん今後花の活動を継続していく上で、自信を持ちすべてのことに対応していけるように思います。


今までにない試験スタイルと上位資格が取得できるマイスターコースの実施、そして素敵なメンバーの方々。歴史は浅いけれどこれからの様々な展開を期待しています。

大石ゆみ子

千葉県在住/フラワーサークルYumi主宰

現在の活動・・・スクール運営の他、定期的にフラワーコンテスト出展、花束・アレンジ・押し花額の注文制作も行っている。


私は現在、フラワーアレンジメントを始めて十数年・・・主宰の先生に教えて良いとのお許しを得て、自宅でフラワーアレンジメント教室を開始して、13年余り。近所の方々とサロン風に楽しく花を活けたり花束を作ったり、ブーケを作ったりしていました。教室を始めて10年近く経った頃、このままで良いのかしら?という想いが私の中で大きくなりました。


私自身のフラワースタイルはこれで良いのだろうか。私自身「もっと勉強して進化させなければ!!」という想いもあり、時々あちらこちらの単発の講習会に参加してみたりフラワーアーティストのデモンストレーションに出かけたりしていました。そんな時、あるフラワー雑誌で、"こんな資格試験があればいいな"と思ってた!というキャッチフレーズをみつけました。実技試験のみの実力判定、経験年数不問、出身スクール不問、スタイル不問、取得単位不問・・・・・


私の今の実力を試してみよう!!そう決意し、試験対策セミナーもすでに半分終了していましたが、「でも思い立った時が始める時かも知れない!」そう思い、残りの対策セミナーと模擬試験を受け、対策コースの個人レッスンを短期で履修し受験。そして、幸いにもその年の試験で私もJIFDのメンバーになる事が出来ました。キャッチフレーズ通り色々なスクールで学んだ方々や花屋さんを経営している方、教室を開いている方、ショップにお勤めの方・・・花に携わる多くの方との出会いが待っていました。純粋に花について真剣に話が出来る方々と出会うことも出来ました。また、年に何回か行われるワークショップ(ワークショップ)では、様々な花の職業の方々と席をともにすることで、多くの情報交換が出来そして、今まで以上に技術の向上に役立っております。JIFDの合格基準には「商品として売れるか」という、明快な基準があります。これはただ、美しい作品を作るだけではなく、目的と価格が適切か・・・ということが求められます。これらをクリアする為に学んだ理論や技術。これは今、教室のレッスンや贈答用アレンジの依頼にも、生かされています。つまり花仕事の実践に大いに役立っております。


これからもメンバーに新しい情報やトレンドを提供して頂けますよう、そして、フラワーデザインの普及と技術の向上を目指し、メンバー同士高めあっていけるような団体でい続けて欲しいと思います。そしてJIFDのメンバーになってよかったと心から思います。

菊地 大

私はもともと花屋の後継者ではありません。アルバイトとして花屋に勤め、フラワーデザインに興味を持ち一従業員として働いていました。資格には興味はありましたが取る意味や内容がわからず、ある程度のものができるならばそれでいいだろうという考えで無資格のままでした。


ところが実際アルバイトから社員、そして独立心が芽生えてきた頃から、資格というものに意味を感じてきました。実際自分がすべてにおいて自信を持って提供しなくてはいけない花をこんな曖昧なもので商売がうまくいくのだろうか?続けていけるのだろうか?不安になりました。つまりは自信なんです。しっかりとした基本のところから生まれていない自分の作品に自信を持ち提供することこそが花屋、いや花屋人としての礼儀なのでは・・・と。


JIFDは知人から勧められました。始めは初歩的なものが多く経験者としては出来て当たり前!という感覚でしたが、実際その基本が今にして思うととても大事で大切だということを痛感させられました。もちろん基本的なものばかりではありません。アメリカンデザインに始まりヨーロピアンデザイン、花束の基本から応用、テクニカルヘルプを使った花束、コンテストの作品からオブジェに関してまでも勉強させていただきました。また各クラスの終了検定には全国でも有名な先生に審査していただき直接作品の評価をしていただけます。


私はこの資格を取得し現在教室を開講しています。資格を持ち教室を行うということは店にとって大きな宣伝になります。また生徒がお客様にという風に商売に層状効果がうまれます。また何よりも終わりなく常に勉強が出来る環境がここにはあります。有名なデザイナーを講師にレッスン、海外短期留学、研究会etc多くのイベントに参加しました。今の私のネットワークはここにある気がします。


JIFD、ここはデザインの基本から応用、そして何より花の美しさを追及したデザインの方向性を示してくれるところだと思います。